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1月 児童文学の斜陽化はくいとめられるのか?

 来月末に刊行予定で、児童文学の鼎談本を準備している。これは、昨年6月に刊行した、『超激辛爆笑鼎談・出版に未来はあるか?』と同じ主旨で、児童文学版をやってみようというもの。児童文学の落ち込みが激しい。今は出版自体がとても厳しい状況にあるのだから、児童文学だけ沈んでいるわけではないのだが、児童書は、ゲームや漫画本やアニメなど、さまざまなメディアに取って代わられ、その存在が問い直される時に来ている。だが、だれも本音で児童文学の総括をしようとしない。 かねてから、現在の児童文学界に危惧を抱いていた、児童文学作家のさねとうあきら氏、同じく児童文学作家の中島信子氏、そして絵本画家の長谷川知子氏の三人が、「じゃあ、私たちが本当にどうすれば児童文学がもう一度元気をとりもどすことが出来るのか、徹底的に話し合いましょう」ということになり、昨年8月に、5回にわたり激論した鼎談本である。

  今年は「子ども読書年」である。ちょうどいいタイミングだと勝手に考えているが、どうなのだろう? 著者の三人は児童文学界から、ボイコットされるのを覚悟で(相当な決意をもって)、この鼎談に臨んで下さった。その思いを無駄にせず、児童書を愛する児童文学者、絵本作家、図書館員、児童書出版社の編集者、そして何よりも小さい子を持つお母さんたちに読んでもらいたい。
 

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