有限会社 編(あむ)書房
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超激辛 爆笑鼎談・「出版」に未来はあるか?

・新刊書店と委託販売) 恥ずかしい話ながら、新刊書店の「委託制」というのを、ずっと誤解しておりました。 岩波書店などは買取り方式で返品ができないというのは知っていましたが、 委託制というのは、売れた実績に応じて代金を支払う方式だと、ずっと思い込んでいたのです。 普通の商品で委託販売と言ったら、正に字句通りで、「是非あなたの店で扱ってください。 その代わり、代金は売れた実績に応じて支払ってくださればよろしいですから。」というものだと思います。 ところが、本の出版界は特殊なんですね。 先日、井家上隆幸、永江朗、安原顕 「超激辛爆笑鼎談 「出版」に未来はあるか?」(編書房 )を読むまで、 私は知りませんでした。 新刊書店は入荷した分の代金をいったん支払い、 そして一定期間内に返品した場合、その代金が返金されるというシステムで、 これを出版界では委託と言っているとのことです。 つまり、出版社は「再販制」もあって、 本を作り続ける限り、取次ぎを通じて新刊書店に配本されるので、 目先だけの入金は保証され、自転車操業が可能になると。 本当の売り上げは、委託期間が終わって返品数を確認しないと判明しないけれど。 「本が売れない」と言われる背景には、業界のこんなシステムもあったんですね。 どうでもいい本をどんどん配本される新刊書店こそ、いい迷惑ですな。 不要の本も勝手に配本され、その代金を請求されているわけですから。 土日以外は毎日配本のダンボールが本屋に届いているのだと思いますが、 なかには梱包を解いたと思ったら即返品という運命の本もあるのでしょうけど、 「こんなのは要らないのに」という本に割かれている返品作業の時間がもったいない。 個性的な本屋さんは、独自に仕入れるなど、勉強と工夫をしているそうですけど。 (古書店・夢の屋・HP 古本あれこれ■□2003.5/4 より引用)
・こんなにも過激で、中身が濃くて、面白くて、しかもためになる本も珍しい。全出版人及び編集志望者、読書家は必読。内部告発以上の”猛毒”に卒倒しても責任は持てないが・・・・・・。
(藤田健二さん・著述業・55歳)

・八方ふさがり、出口なしの時代にすばらしきヒントを与えてくれる、誠に面白い本です。身をのりだすようにして、読み耽りました。造本、内容、構成、どれを取りましても脱帽です。
(太田美穂さん・編集者)

・一気に読了しました。大変面白い。ただし、この面白さは業界に通じる者でしかないかもしれませんね。一般の人が読んでくれるとよいのですが。内容は下手な小説よりはるかにおもしろいので。安原さんが道化を演じているのがよいですね。永江さんや井家上さんが次第に安原ペースにまきこまれていくのが、「波乱万丈」の小説のようです。
(出久根達郎さん・作家)

・面白かった。最初のほうでは、下品な言葉が気になったが、充実した内容で一気に読めた。読んで笑えるし、出版界や編集者の有り様がよくわかる。これは、中央公論社について書いてあるけど、日本中のほとんどの会社がこれにあてはまる。この本に書いてあることは、社畜だらけの日本の縮図だと思った。私は一応業界人だが、出版界ではない人がどう読むか気になった。
(松木暢子さん・会社員)

・帰宅途中、新宿西口の積文館書店で、平積みにしてあった『超激辛爆笑鼎談「出版」に未来はあるか?』を購入。「三国一」で味噌煮込みうどんを食べながら読みはじめ、帰宅後、布団のなかで読了しました。
  出版関係者がよく集まる飲み屋かどこかで、たまたま臨席に坐った編集者たちの打ち明け話を、脇からこっそり聞いてしまったようなリアリティーがありました。多々ある業界の裏話もののなかで、ここまで明け透けに関係者の実名をさらけ出し、お金やら部数などの具体的な数字を並べた例は少ないかと思います。それにしても、よくもまあ取次ぎが扱ってくれましたね。早晩、各方面から文句が出て、市場から消えてしまいそうな気がしないでもありません。明日にでも、もう二、三冊、買いだめしておきたい衝動にかられます。
  筆者の方々および貴社の御健闘を祈ります。
(団体職員・45才)

・爆笑鼎談「出版に未来はあるか?」を楽しく拝読いたしました。
出版社に勤める私がいうのもなんですが、対談の中で、さまざまに問われている問題は、まさに事実で、業界は瀕死の状態です。はっきり言って、このまま再販制が維持され、日本人の白痴化が進み(私は日本人の50%は実質的な文盲だと思っている)、出版社が、編集業務とディストリビューターを兼ねていれば、出版界は崩壊すると思います。
  しかし、それまでに大手をはじめ、いくつかの出版社はその事態を避けようと、悪あがきをしますから、当分の間は仕事はあると思います。
  最近は、ジョン・ダニングの「死の蔵書」じゃないけど、本屋を開くのも悪くないなぁと急に思い始めています。個人的には、新刊本屋と古本屋を併設した専門書店を作れないかと。小さい取り次ぎを使って新刊を揃え、個人的に興味のあるジャンルのみ、直取引と古本市場で内容を充実させていく。専門分野に関してはネットや目録での販売も。
  それにしても、出版社ってどこまでいっても、所詮オーナーの私企業ですから、よくも悪くも社長次第。うちも世襲ですから、大変です。社長はまだしも、そのまわりにいるイエスマンたちはもう少し、危機感持ってもいいと思うんですけど...。でも、何とかなっていくことが、怖い業界だなぁと思いますよ。
  この業界で生き残るのは、実は無能が最大の武器かもしれません。
(匿名希望)

・実は昨日、販売部の人間から「この本は面白い!」と勧められて、『爆笑鼎談・「出版」に未来はあるか?』を買って読ませていただきました。 私はこれまでこの御三方の書いた単行本はたいてい読んできましたが、この本はそれらの「どの本よりも面白い」ですね。最近、売れている『痛快! 経済学』ではありませんが、この本はまさに、「痛快!」だと思います。30歳の若造編集者にとっては、本当にタメになりました。ありがとうございました。 で、「個人的に面白いと思った本は知人にも勧める主義」ですので、多少は売り上げに貢献できるのではないか…と思っております。(といっても、すずめの涙ほどかもしれませんが)私はこの本を読むまで御社を存じあげておりませんでしたが、これからは「要チェック版元」として、勝手に注目させていただきます。 ますますのご活躍を期待しております。
(ダイヤモンド社経営情報局KN編集部・池冨 仁)

・上司が、知り合いの店長の店舗に遊びに行った時のこと。「鈴木さーん、凄い本が出ましたよ。」「えっ、どれどれ・・・」「もう、中央公論なんてメタクソでっせ」 「うわっ、本当ですね。今すぐ買わせていただきます」という話を聞き、部下の私も読むことになりました。うーん、御社のHPには、前向きな感想が寄せられていましたが、どうなんでしょう?個人的には、かなり心配しています。しかし、このような画期的(色々な意味で)な本は、内容の是非は別にして、みんな読むべきなんでしょうね。それから、出版界の未来について、改めて論議すればいい。外部からの反応は、いいことばかりじゃないでしょうが、がんばって下さい。今後も、このような(過激)本を待ってます。そして、私も負けずに作ります。
(出版社勤務・かやはら りょうさん)

・爆笑鼎談「出版」に未来はあるか?を読ませて頂きました。買ってからしばらくは、積読状態でしたが、読みはじめたら一気でした。特に再販と委託については、”そうそう、よく言ってくれた”の連続でした。新聞社に関しては溜飲が下がった思いです。久々の痛快な一冊に感謝しています。
(図書館専門取次会社勤務・田山健二さん)

・最近読んだ本で一番ワクワクした本です。出版界・メディア産業界の本当の話、本音の話、真実の話が書いてあって、ホッとするやら、あらためてあきれるやら。やはり、この業界の真実の話はこれからもっともっと必要ではないでしょうか。素晴らしい本 !!
(写真家・磯畑健一さん)

・過激な批判で一部業界人には有名な安原顕が関係した本なので購読。相変わらず痛快だった。知りたかった業界裏話に満足した。ただ、業界のほかの領域にも目をむけるべき。たとえば、女性誌の裏話とか・・・。
(編集者・橋本光司さん)

・出版社・再販制・書店・読者はダメダメといいながら、出版から離れられない三人がかわいい。
(歯科技工師・岩沢毅さん)

電脳版/本棚の溜息108号(1999年7月号)
【今月の本棚】
・以前紹介した「超激辛爆笑鼎談・「出版」に未来はあるか?」(編書房/星雲社)は手にした時の直感で、通勤2往復で読めると踏んだが、大はずれ。実に4日間もかかってしまった。井家上隆幸、永江朗氏、安原顯氏の対談もので、対談物は概して読み飛ばせるのであるが、これはヘビーであった。中央公論買収、三一書房ロックアウトを、いずれも元社員という立場からも語れる。安原氏の口調は少々耳に付くが(それがヤスケン節なのだが)、永江氏の冷静な分析、コーディネーションによって、まさに出版業界の「今」が浮きぼりにされていくのであった。
(日本経済新聞社 事業局総合事業部・帰山 健一さん)

・面白い本だった。とくに安原氏の語る、元中公のジュニア社長の行状記がけっさくで、金正日さんをうんと小物にしたような人という印象を受けた。 ただ、面白いけれども、出版業界のゴシップに関しては、ペヨトル工房が活動を停止しているというように、明らかに間違った情報もあったから、全面的に信用しない方が無難だが、再販制についての意見などには、けっこう同意できる部分も多かった。
(三月書房・SISIDO.Tatuoさん)

・私は現在「ジャナ専出身者は使えない」の日本ジャーナリスト専門学校の二年生です。この本を読んで最初の感想は「面白い」でした。それから、座談会のような形をとっているのにすらすらと読めてしまうところに編集者の力量を感じました。さらに、表紙のシュールな絵が良いです。(特に井家上氏がザビエルになっているところには笑いました)そして、中央公論社、三一書房にいて活躍していて、さらに今も現役で仕事をしている人たちがこんな本を作ってしまうというところにかっこよさも感じました。最初から最後まで、ニヤニヤしながら一気に読んでしまいました。これには“辛口”というのを超えた、暴言と思えるものが多々あります。しかし、この本の帯に書いてあったような“怒り大爆発!”にはならないような気がします。なぜならこの三人を超えられる人たちは少ないだろうと思うからです。彼らの凄いところは、自分の過去の栄光にとどまっていないところです。“いまの人”です。しかも過去に活躍していていまも凄いとなると、反論できる人は少ないのではないかと思います。また、彼らは年齢のわりには“愛嬌”があるようにも思えます。芸術家のクマさんのように、「凄いんだかなんだか・・・」と思ってしまうところもまた笑えて良いです。この本によってたくさんのことを学びました。この三人が出版が好きでたくさんの時代を作ってきたということも分かりますが、全部が全部賛成ということはありません。当たり前のことかもしれませんが。この本を読みながら、一つ一つ、自分の答えを探しました。三人と同じのもあればそうでないのもあります。ジャナ専とはいえ、出版を目指しているので、この三人に反対論くらいは言える編集者になりたいと思います。と、考えさせられた本でした。ありがとうございました。
(日本ジャーナリスト専門学校編集科2年 小竹 史子)

 

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