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明かりが消えたそのあとで

<書評に取り上げられました>

 子どもたちに「どんなお話が聞きたい?」と聞くと、返ってくる答えは決まって「こわいお話!」だそうだ。それに応えた本書には、魔女や悪魔、化け猫、トロル、幽霊などが出てくる怖い、でも何だかおかしかったり、面白かったりのお話が、魅力的な挿絵とともにいっぱい詰まっている。ただしふつうの児童書とはちょっと違い、本書は読み聞かせを念頭においた、大人のための本でもある。それぞれの話の後には必ず「語るときに」として、語り手への具体的なアドバイスが載っている。「シャーッと気味悪くうなる」とか「本物のハサミでチョキチョキ音をたてて・・・・・・」といった具合に。

 世界各国からこれらの話を採集し、語り手へのアドバイスを記した著者は、長年アメリカで児童図書館員を務め、現在は世界的に著名なストーリテラー・指導者として活躍中。日本にもいま、優れたストーリテラーが数多く育ってきているというが、本書は読み聞かせの練習だけでなく、親子でかわりばんこに読む、子ども同士で読んでみるなど、いろんな楽しみ方ができそうだ。(「新文化通信」2004年5月13日号、<多書済々>より引用)

 

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